奄美大島の原生林金作原の水と、名瀬湾からの風で造られる黒糖焼酎。

奄美大島の中心部、名瀬の繁華街のそばにある日本一飲屋街に近い焼酎蔵。創業以来、大甕を使った仕込方法を継続。小規模でありながらその焼酎は全国で飲まれています。

奄美大島名瀬の繁華街にある蘭舘山の麓にある小規模な構えの酒蔵が富田酒造場です。
奄美群島にある黒糖焼酎の酒蔵の中でも1〜2番に小さな蔵で、製造量も年間400石程度と少なめですが、いまやそのファンは全国に広がっています。

蔵の中を見せてもらうと真っ先に目に付くのが地面に並ぶ大甕。富田酒造場をでは今も伝統的な素焼きの甕による仕込み方法がとられています。
使われる水は水道から出てくるそのままの水。といっても、これがただの水道水ではない。奄美大島の金作原原生林から取水された名水です。
さらに、原料はほとんどが国内産。国産のうるち米と沖縄産の黒糖、「ま〜らん舟」は特別に奄美群島の徳之島の黒糖が使われています。

他にも、富田酒造場では造りにこだわりが。
代表銘柄の「龍宮」では味わいに苦みを残した従来の黒糖焼酎の美味しさを追求しつつ、原料や蒸留方法、貯蔵などの各場面において様々な挑戦が試みられ、新たな味が生み出されています。

杜氏の富田恭弘さんは料理上手でも知られ、焼酎のイベントなどでは自ら厨房に立って「龍宮」に合うシマ料理を作り客をもてなしてくれます。ときには自分で釣った魚をつかうことも。
富田さんの「油そーめん」と「鶏飯」はそれだけにファンがいるほどです。

富田さんは、料理だけでなく、様々な黒糖焼酎の飲み方も提案しています。
「龍宮」や「ま〜らん舟」を使ったモヒートや抹茶割りなど、焼酎がもっと多くの人に愛されるように、いろんな料理やシチュエーションに合わせて自由に楽しめるものだということを紹介されています。

富田酒造場の焼酎を飲むときは、ぜひボトルのラベルも見て欲しいと思います。
「ま〜らん舟」「らんかん」は、すべて手書き。デザインも富田さんによるものです。
優しく気さくな人柄で、その柔らかな雰囲気がそのままデザインに表現されています。

有限会社富田酒造場

所在地:鹿児島県奄美市名瀬入舟町7-8

主要銘柄:龍宮、らんかん、ま〜らん舟

ホームページ:http://www.kokuto-ryugu.co.jp