長雲峠から湧く水、蔵の近くに残る一番橋、龍郷町の黒糖焼酎。

奄美大島の空港から中心街へ向かう途中、自然豊かな龍郷町で美しい森と川に囲まれて焼酎を造り続ける。黒糖焼酎としてはもっとも小規模な蔵のひとつでありながら、黒糖の薫りが特別な焼酎が造られています。

山田酒造は1957年創業、奄美大島の龍郷町で60年近く続く黒糖焼酎の酒造です。
昨年、三代目となる山田隆博さんが代表となられましたが、今でも隆博さんご夫婦とそのご両親である二代目の隆さんご夫婦の家族4人で主に経営をされていす。

家族で営まれているため酒造としては小規模で製造量も400石ほどですが、焼酎の質にこだわりをもって大量生産には取り組まれていません。
仕込みの多くは手作業で、ラベルも手張りでされるなど丁寧に焼酎を造られています。

山田酒造では、自ら畑を持ち、無農薬の自家製サトウキビも生産されています。
このサトウキビからできた黒糖を使って、2009年から造られているのが「山田川(やまだごう)」です。
さらに「山田川」は麹米も龍郷町産という100%地元の焼酎。製造量は少なく貴重ですが、黒糖の味をしっかり残した特別な黒糖焼酎です。

一時期は売上が落ち込むなどの苦難もあった山田酒造ですが、それでも山田酒造らしさにこだわって造り続けられた焼酎は、他にはない味と香りで、しっかりとした味ながら女性にも好まれています。

有限会社山田酒造

所在地:鹿児島県大島郡龍郷町大勝1373-ハ

主要銘柄:長雲、一番橋、山田川