日本の蒸留酒、焼酎の特徴と飲みかた

日本を代表する蒸留酒である本格焼酎。多様な飲み方で、いろいろな料理に合わせた自由な楽しみ方ができる。

焼酎の特徴

焼酎には、その蒸留の過程で連続して蒸留を繰り返し(連続蒸留)高濃度のアルコールを抽出する甲類焼酎と、蒸留を一度だけ(単式蒸留)行う本格焼酎の2種類があります。単式蒸留で造る本格焼酎では、アルコール以外の風味成分も含まれ、それが原料独特の香りや味わいとなるので、焼酎本来の味わいを楽しむことができます。
本格焼酎はアルコール度数が45%以下とすることが定められています。地域や原料別の種類によって多少異なりますが、多く流通しているスタンダードなものは20度〜30度のもので、ロックや水割り、お湯割りをして飲まれます。

本格焼酎は、芋、麦、米、黒糖、蕎麦、その他の穀物など原料によって多様な種類が造られています。その中でも代表的な原料は、さつま芋、大麦、米です。
伝統的に南九州を中心に造られている本格焼酎ですが、地域によって主要な原料が変わり、鹿児島県・宮崎県では芋焼酎、熊本県では米焼酎、長崎県・大分県では麦焼酎などが主に製造されています。この他、鹿児島県奄美諸島で黒糖焼酎、沖縄県では泡盛が造られてきました。
本格焼酎はその地域の歴史や文化を背景として造られてきたもので、それぞれの地域の自然や風土が焼酎の香りと味わいを生み出しています。

焼酎の美味しさ・飲み方

焼酎は、ロックやストレートだけでなく、水割り、お湯割り、ソーダ割りといったいろいろな飲み方が楽しめます。蒸留酒でありながら、多様な飲み方ができることで料理との相性も合わせやすく、食後酒としてだけでなく、食事中に飲むのに適したお酒としても美味しく飲むことができます。

焼酎の健康効果

本格焼酎は蒸留酒であるため、糖分を含まず、アルコール以外のカロリーもほとんど含まれないのが特徴です。また、同じ度数、同じ量であれば、醸造酒に比べて二日酔いや悪酔いをしにくいということも言われています。

さらに、適量の飲酒は、血液をさらさらにする作用や善玉コレステロールを増やし動脈硬化を作用があると言われていますが、本格焼酎ではワインや日本酒などの他の酒類に比べても特に高い効果を持つことが確認されており、近年の健康志向にもあったお酒です。